2024.04.10
ベトナム商工省電子商取引・デジタル経済局によると、ベトナムにおける2023年B2C(Business to Customer)EC売上高は、205億USD(前年比25%増)に達すると見込まれています。
オンラインで買い物をする消費者数や消費者一人あたりの購入額、インターネット利用者数の割合などEC取引の拡大につながる指標も増加しており、今後もEC市場は拡大することが予想されます。
【B2C(Business to Customer)EC売上高推移】
※出所:ベトナム電子商取引レポート掲載データより作成
日本では「amazon」や「楽天」などがECプラットフォームとして有名ですが、同様の形態としてベトナムでは、「Shopee」、「Lazada」、「Tiki」、「Sendo」などが主要なモール型ECプラットフォームとして知られています。
「Shopee」や「Lazada」は、東南アジアの2大ECプラットフォームとしてベトナムでも高いシェアを占めています。
「Tiki」や「Sendo」は、ローカルのECプラットフォームとしてサービスを提供しています。
主要なECプラットフォームの中で「Shopee」が圧倒的なシェアを獲得しており、2023年9月-11月期の月間平均アクセス者数は以下の通りとなっています。
【主要モール型プラットフォーム2023年9月-11月期の月間平均アクセス者数】
※出所:Similar Webデータより作成
ベトナム商工省電子商取引・デジタル経済局の調査によるとインターネット利用者の78%がオンラインショッピングを利用したことがあり、消費者が好む商品の購入方法としてオンラインでの購入を好む人の割合が48%との結果が発表されました。
また、同調査によるとベトナムのEC利用者には以下のような特徴があります。